仕事を受注する上で、法律では営業緑ナンバーをつけなければ成りません。営業緑ナンバーの前は自家用白ナンバーのダンプカーでした。
平成7年5月にやっと書類が揃い、当社で営業用の緑ナンバーをつけることができました。
資格が必要な運行管理者とダンプカーを10台揃えないと取れません。2年がかりでした。
平成15年のKCタイプのアルミダンプカーが国の排ガス規制により、平成19年より車検が継続できなくなりました。車庫飛ばししませんかと、修理業者に誘われましたが、当社の社員が運転するのでお断りしました。
規制に引っかかるV8型タイプのアルミダンプは県外地方で処分しました。当社のアルミダンプの台数が減りました。ところが処分したはずの当社のダンプが、いつの間にか東京、川崎、横浜で地方のナンバーで走っていました。ずるい人たちもいます。
仲間の業者にも白ナンバーから営業緑ナンバーに変える手伝いをしました。5年間に5社、営業緑ナンバーを付けることができました。
都市機構再生機構への陳情書
平成14年から、港北ニュータウンから厚木第二東名までの建設工事を請け負いました。
平成14年1月、△△組建設で港北大地区の指定運搬すべてを約5000台の営業緑ナンバーのダンプカーで行いました。
平成17年1月、○○建設で都築区中川の土砂指定運搬すべてを約9000台の営業緑ナンバーのダンプカーで行いました。
平成18年10月、都築区中川の造成工事において、約12000台のダンプカーが使われましたが、下請けした弊社以外の運搬業者では、半分が違法な自家用白ナンバーのダンプカーでした。
新聞社が現場に取材に来て、写真まで取りましたが、記事ができる前になぜか担当者が移動になり、うやむやになってしまいました。
仲間の業者に営業緑ナンバーを普及させ、皆が運行管理者を置き、土砂運搬における安全を確保する世の中になったと思っていたのに、納得がいきませんでした。趣旨に賛同してくれた彼らに申し訳ない思いもあり、また、白ナンバーの業者も知り合いであった為、とても苦しみました。
そこで法律違反を見てみぬふりをしていた政府に抗議をするために国会の正門前に土砂をあけました。
家族や会社の仲間には迷惑をかけたと思っています。